あなたも鳩の巣で被害を受けているのでしょうか。
本当に困りますよね。
私の会社でも、あらゆるところにネットを張っても、
鳩はわずかなすき間から入り込み、巣をつくり、卵が孵ると鳴き声もうるさい。
その下の設備やアスファルトは、糞だらけになります。
「プライベートでは絶対関わりたくない」と思っていましたが、
とうとう自宅でも当事者になってしまいました。
昨年の今頃、自宅付近を鳩がうろつき始め、
妻が庭木に巣を見つけました。
そのとき、巣は作りかけで卵はなく、撤去できました。
しかし今年も同じ時期、同じ庭木に巣ができており、
今回は卵がありました。
鳥獣保護法の関係で、卵がある巣は基本的に放置するしかありません。
私の家は全体は洋風ですが、一室だけ和室があり、
そのガラス戸の真正面に問題の庭木があります。
巣は、部屋から見ると私の頭より30cmほど高い位置にあり、
ガラス戸の前は濡れ縁になっています。
雛が孵れば鳴き声もうるさく、
濡れ縁は糞だらけになるだろうと覚悟していました。
ところが意外なことに、雛はほとんど鳴かず、
親鳥が餌を持ってきたときだけ鳴いていました。
普段は巣の中で身をかがめていて、いるかどうか分からないほど静かです。
さらに、巣立ち後も濡れ縁には糞がまったくありませんでした。
なぜ、鳩の巣が目の前にあるのに、
「鳴き声がほとんどせず」「糞も落ちなかった」のか。
今回は、この理由を真剣に調べた結果をまとめました。
この記事が、鳩の巣に悩んでいる方の一助になれば幸いです。
第1章:自宅の環境と巣の位置の特徴
今回、鳩が巣を作った庭木は、いくつかの特徴的な条件を備えていました。
これらの環境要素が、後に「鳴き声が静か」「糞が落ちない」
という結果につながった可能性があります。
●庭木が大きく生い茂っている
庭木は2階の屋根に届きそうなほど成長しており、 枝葉が密に広がっています。
そのため、外から巣の内部がほとんど見えません。
●巣の高さは地面から約2m以上
人の目線より高く、かつ高すぎない位置に巣があります。
鳩が好む“安全で見つかりにくい高さ”に該当します。
●巣は4本の太い枝が広がる中心部に作られている
枝が四方に広がり、 その中央に巣がすっぽり収まる形になっています。
外敵から見えにくく、風雨にも強い構造です。
●周囲にはカラスが非常に多い
自宅周辺はカラスが多く、 「こんな天敵が多い環境で大丈夫なのか」と思うほどです。
この環境は、鳩が“警戒モードで静かに育てる”行動につながる可能性があります。
第1章のまとめ
以上の環境条件が重なったことで、
- 巣が外から見えにくい
- 高さが適切
- 枝の構造が安定している
- 天敵が多く、鳩が静かに行動する
という状況が自然に形成されていました。
この「環境の組み合わせ」が、
結果として 被害がほとんど出ない巣立ち につながった可能性があります。
第2章:被害がほとんど出なかった理由の構造

今回の巣立ちでは、一般的に想定される
- 鳴き声による騒音
- 糞害
- 巣材の散乱
- 悪臭
- 羽ばたき音
といった被害がほとんど発生しませんでした。
その背景には、環境要因と鳩の行動特性が組み合わさった“構造的な理由” が存在します。
以下では、その要因を整理します。
鳩が「警戒モード」で子育てしていた
周囲にカラスが多い環境では、鳩は通常よりも警戒心を強めます。 その結果、
- 鳴き声を抑える
- 巣からの移動を最小限にする
- 親鳥が頻繁に飛び立たない
という“静かな子育てモード”になります。
この行動が、騒音の少なさにつながった可能性があります。
巣の位置が「糞が落ちない構造」だった
巣は太い枝4本の中心部に収まっており、 巣の下には枝葉が密に広がっています。
そのため、
- 糞が地面まで落ちにくい
- 落ちても枝葉で散らばらない
- 風で飛ばされにくい
という、自然の“糞ガード”構造が形成されていました。
親鳥の滞在時間が短かった
今回の巣では、親鳥が長時間巣に居座ることが少なく、
必要な時だけ戻る行動が見られました。
この行動は、
- 鳴き声が減る
- 羽ばたき音が減る
- 糞の量が少なくなる
という結果につながります。
巣材が落ちにくい枝の構造
巣が枝の中心に“はまり込む”形で作られていたため、
巣材が落ちる可能性が低くなっていました。
一般的な鳩の巣は、
- 枝の上に乗せるだけ
- 風で飛びやすい
- 下に散乱しやすい
という弱点がありますが、今回は構造的に安定していました。
この状態が自然に形成されていました。
第2章のまとめ
今回の巣立ちが静かで被害が少なかった理由は、
鳩の行動特性 × 庭木の構造 × 周囲環境 が偶然にも噛み合った結果です。
特に、
- カラスの多さによる警戒モード
- 枝の密度による糞ガード
- 巣の安定構造
という要素が、 一般的な鳩の巣とは異なる“被害の少ない巣立ち”を生みました。
第3章:観察記録として残った事実
巣作りから巣立ちまでのあいだ、私たち家族が実際に見聞きしたことを、
そのまま記録としてまとめておきます。 第2章でお伝えしたように、
今回のケースは環境の構造がうまく噛み合っていたため、
生活への影響はほとんどありませんでした。
●親鳥のようす
親鳥は一定の間隔で巣に戻ってきて、いつも巣の中央に深く座っていました。
鳴き声もとても小さく、生活の中で気になることはありませんでした。
庭木の枝葉が多いので、普段は姿が見えることも少なかったのですが、
家族が障子を開けたときに、
40cmほどの近い距離で親鳥と目が合うことが何度もありました。
そのときも、親鳥は驚いたり逃げたりする様子はまったくなく、
ただ静かにじっとしていました。
卵を温めている時期も、雛が生まれてからの時期も、この反応はずっと変わりませんでした。
巣の位置が安全だと判断していたのだと思います。
●雛のようす
雛の鳴き声は終始小さく、家の中まで聞こえることはありませんでした。
和室からそっとのぞいてみても、普段は巣の奥に隠れていて、姿が見えません。
雛は、親鳥が巣に戻ってきたときだけ、巣の中から急に姿を現し、
餌をねだるようすが見られました。
それ以外の時間は、枝葉と巣の奥に隠れて静かにしており、
動きが見えることはほとんどありませんでした。
排泄物が落ちることもなく、巣の下に汚れが残ることもありませんでした。
●生活への影響
糞が落ちてくることは一度もなく、地面や外壁が汚れることもありませんでした。
臭いが出たり、虫が増えたりすることもありませんでした。
ベランダや玄関など、生活動線に影響が出ることもなく、
普段の生活はいつも通りでした。
そして、障子越しに親鳥や雛を静かに見守る時間は、
私たち家族にとってもどこか安心できる、ほっとする瞬間だったと思います。
●巣立ち
雛は静かに巣立っていき、その後に騒音が出たり、
庭木の周りに長く滞在したりすることもありませんでした。
巣は枝の中心に残りましたが、壊れやすいので撤去は慎重に判断しました。
巣立ち後、親鳥が戻ってきた様子は確認できず、
庭木はすぐに静けさを取り戻しました。
第4章:まとめ
今回の鳩の巣づくりは、庭木の構造がうまく合っていたこともあり、
生活への影響はほとんどありませんでした。
親鳥も雛も静かに過ごし、巣立ち後は庭木もすぐに元の静けさに戻りました。
環境によっては、このように被害が出ないケースもあるのだと感じた出来事でした。

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