たくろうは2016年結成の吉本興業所属コンビで、
関西劇場を中心に活動する実力派です。
メンバーは赤木裕さん(ボケ)ときむらバンドさん(ツッコミ)の二人組で、
漫才の特徴は「おどおどした赤木さんのキャラ」と
「質問形式のツッコミ」を活かした独特の掛け合いで、
会見や自己紹介など“設定型”のネタを得意としています。
そんなたくろうが、この度M-1の決勝に進出しました。
王道の掛け合いに設定を加えた独自スタイルは、
安定感と個性が両立していて、
高評価になること間違いないでしょう。
ですから優勝もありえると思いますよ。
そんなたくろうさんについて、
この機会に気になることを調べてみたいと思います。
赤木さんのおどおどしたキャラは、
本当本人に似合っていて、
ひょっとしたら地でやってるのでは、
素の性格そのままなんじゃないかなあと
思ったりします。
実際のところどうなんでしょう。
また彼等の漫才のベースは、王道の掛け合いですが、
そこに「記者会見」「自己紹介」など設定が加わることで、
「おどおどした赤木さんのキャラ」が
ますます生きてきます。
このネタ作成はどちらが担当しているのか
とても気になります。
以上調べることを次にまとめてみました。
さあみなさんでいっしょに確認しましょう。
たくろうのプロフィール
赤木さんのキャラは地(素)なの?
ネタ作成担当はどちら?
たくろうのまとめ
たくろうのプロフィール
メンバー 赤木裕 さん
きむらバンド さん
結成年 2016年
事務所 吉本興業
活動時期 2016年3月 –
出身 NSC大阪校36期(きむらさん)
NSC大阪校37期(赤木さん)
出会い NSCの先輩後輩
旧コンビ名 きむらさん バンドワゴンバンドワゴン
オルタレートピッキング
赤木さん あぶりぽンズ
ムミムシュウ
メンバーのプロフィール
赤木 裕(あかぎ ゆう、1991年10月24日 – )(34歳)
ボケ担当【たまにツッコミ(漫才)】。
立ち位置は向かって左。
身長171cm、体重48㎏。
血液型 O型。
出身 滋賀県大津市
学歴 光泉カトリック高等学校、京都産業大学卒業
❂太い眉毛とシャツの裾をズボンの中に入れたファッションが特徴。
❂小学生時代から空手と野球をしており、
中学生時代も野球部に所属。高校でも野球を続けたが、
3年生の頃にマネージャーへ転向。
大学時代は草野球チームに所属した。巨人ファン。
身長171cm、体重48㎏ってかなり痩せてますよね。
BMIだと16.4ですよ。
健康とされる範囲は18.5~25未満なので、
ちよっと具合が悪くみえますよね。
また舞台では頼りなさが強調され、
これもおどおどキャラにかかせない要素の一つなのかもしれません。
あと見かけによらず、スポーツ熱血少年だったんですね。
光泉高等学校は、野球のレベルがかなり高いようですよ。
常に安定した実績を残し、
地区予選ベスト8にいるようです。
それ以上になると、強豪高に競り負けてしまうパターンが
多いようです。
ちかごろ滋賀県代表は、近江高校、滋賀学園と、
甲子園でも存在感を示してますから。
この強豪高を倒すのはかなり難しいですよ。
すいません、ちよっと脱線してしまって。
でも光泉カトリック高等学校の野球部であったとうことは、
本気で甲子園めざしていたのでしょうね。
しかし自分の実力の限界がみえて、
マネージャーになったんでしょうね。
それでもマネージャーになって、
チームを支える程、
野球を愛していたのでしょう。
きむらバンド(1990年1月28日 – )(35歳)
本名 木村 太一(きむら たいち)
ツッコミ担当【たまにボケ(漫才)】、立ち位置は向かって右。
身長170cm、体重60kg。
血液型A型。
出身 愛媛県鬼北町生まれ、松山市育ち
学歴 愛媛県立松山中央高等学校卒業、松山大学中退。
❂茶髪のパーマが特徴。
❂木村拓哉の大ファンで、毎週ラジオを聴くことが趣味。
❂高校時代はバンドを組んでいたが、
大学では落語研究部に所属し漫才やコントを始めた。
在学中は地元のケーブルテレビに出演するなど
愛媛県のローカルタレント的なことをしており、
廃部寸前だった落語研究部を成長させた。
芸名「きむらバンド」の由来は、
芸名に「バンド」と入れることで、
観客に「音楽好き」「ちょっと変わった芸人」という印象を
狙ったようです。
彼自身もバンドで、ギターとベースを担当していたとのことです。
バンドのジャンルとしては、
地元愛媛のロックバンド「ジャパハリネット」などを好むことから、
ロック系・バンドサウンド寄りだと考えられます。
せっかくこんな特技があるのだから、
“設定”にいかせればいいですね。
赤木さんのキャラは地なの?
前述のように赤木さんは基本的にスポーツに打ち込む努力家で真面目な性格です。
これを聞くとおどおどしたキャラとは無縁のような
感じがしますが
たくろうの赤木さんのおどおどしたキャラは、
すべてが地(素)そのものというわけではありませんが、
本人が持っている、これ以外の性格や、
見た目の特徴を漫才に取り込んだ結果として生まれたものです。
それを舞台上で強調することで「おどおどキャラ」が定着しました。
そしてキャラではその部分が誇張されているのです。
その元になった性格そしてこれに伴う外観やキャラづくりは次の通りです。
真面目で几帳面
舞台でも普段でもシャツをズボンにインするスタイルが定番です。
見た目から「真面目そう」と感じさせています。
太い眉毛や整った服装が「堅実で誠実な人柄」を印象づけます。
緊張しやすく不器用
舞台上では自己紹介で「体調不良の赤木です」など、
変な入り方をするのが定番です。
これは緊張や照れを逆手に取った演出です。
本来の性格の「少しぎこちない部分」が
キャラに昇華されています。
やはりそんな気がしてました。
舞台上の自己紹介の変んな感じ、
緊張していたんですね。
それから緊張しやすい性格がキャラとして受けるということは、
緊張すればするほど笑いの幅が増幅するということでしょ。
そうなると、決勝はさらに、赤木さんのキャラが際立ち、
さらに大きい笑いに繋がりそうですね。
でもすべてが作られたキャラと違って、
地の部分、つまり素の性格の一部がキャラをつくっていると思うと、
親近感も沸くし、安心もすると思いませんか。
それが緊張という部分からきているとすると、
大きな共感も呼ぶのではないでしょうか。
ネタ作成担当はどちら?
たくろうのネタ作りは 主に赤木さん(ボケ担当)が担当しています。
そして次のような役割分担をもって、
ネタを感性させます。
ネタの役割分担
赤木裕さん(ボケ)
ネタのアイデアや構成を中心に考えます。
「会見形式」「自己紹介」などの設定型漫才を生み出すのは
赤木さんの発想です。
自分のおどおどしたキャラを
どう笑いに変えるかを設計しています。
きむらバンドさん(ツッコミ)
赤木さんが作ったネタを一緒に練り直し、
ツッコミの間や言葉を調整します。
質問形式のツッコミを入れることで、
赤木さんのキャラを際立たせる役割です。
なるほど!
でもこれってちょっと不思議な気がしませんか。
赤木さんは舞台上で緊張しつつ、
客観的に自分を分析できているということでしょ。
普通なら「緊張=失敗」ですけど、赤木さんの場合は 、
自分の緊張しつつ、一方でそれを武器にして、
演技しているということでしょうね。
私には、仕組みとしての理解はできますが、
感覚的なところでは、やはり不思議です。
たくろうのまとめ
●たくろうは2016年結成の吉本興業所属コンビで、
関西劇場を中心に活動する実力派です。
メンバーは赤木裕さん(ボケ)ときむらバンドさん(ツッコミ)の二人組で、
漫才の特徴は「おどおどした赤木さんのキャラ」と
「質問形式のツッコミ」を活かした独特の掛け合いで、
会見や自己紹介など“設定型”のネタを得意としています。
●赤木 裕さんは、
滋賀県大津市の34歳で、
太い眉毛とシャツの裾をズボンの中に入れたファッションが特徴です。
また小学校から高校まで野球を続けていた、
スポーツが好きな努力家でもあります。
●きむらバンドさんの本名は、木村 太一で、
愛媛県出身の35歳です。
芸名の由来は、
高校時代にバンドをしていたこと、
またむ芸名に「バンド」と入れることで、
観客に「音楽好き」「ちょっと変わった芸人」という印象を
狙ったようです。
●赤木さんのキャラは地(素)なの?については、
素の性格の真面目で几帳面なところ、緊張しやすく不器用なところ
を誇張し、キャラに取り入れました。
●ネタ作成担当はどちら?については、
たくろうのネタ作りは 主に赤木裕さん(ボケ担当)が担当しています。
「会見形式」「自己紹介」などの設定型漫才を生み出すのは
赤木さんの発想です。
自分のおどおどしたキャラを
どう笑いに変えるかを設計しています。
以上たくろうについて調べてみました。
M-1決勝進出を契機に、
たくろうの
“おどおどキャラ×質問ツッコミ”という独自スタイル
は全国区に広がるでしょう。
最後までお付き合い頂き、ありがとうごさいました。


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