渡邉颯人(わたなべ・はやと)選手は、優勝候補の一角、智弁和歌山高校のエースとして、
ドラフトでも注目を集める右腕投手で、華麗な球歴と豊かな人間性が魅力の選手です。
そんな渡辺颯人選手ですが、出身は横浜のようです。
そして中学までは神奈川で活躍、高校から智弁和歌山に入学しています。
神奈川であれば、横浜高校とか東海大相模、桐光学園などの強豪高をめざすと思うのですが、
なぜ智弁和歌山に進学したのでしょうか。
とても気になります。
また渡邉颯人さんの人間性も素晴らしいと聞いているので、その性格についても調べてみました。
さらに兄弟想いのようなので、その兄弟についても、調べてみたいと思います。
以上調べる内容を次にまとめました。
さあみなさんでいっしょに確認しましょう。
渡邉颯人選手のプロフィール
渡邉颯人選手がなぜ智弁和歌山へ入学したのかその理由
渡辺颯人選手の出身中学
渡邉颯人選手の性格
渡邉颯人選手の兄弟
渡邉颯人選手のまとめ
渡邉颯人選手のプロフィール
プロフィール
生年月日: 2007年6月23日
出身地: 神奈川県横浜市
身長/体重:180cm/89kg
投打: 右投右打
ポジション:投手
所属: 智弁和歌山高校(3年)
球歴
小学時代:永田台少年野球部でプレー。横浜DeNAベイスターズジュニアにも選出。
中学時代:世田谷西リトルシニア所属。ジャイアンツカップで完全試合達成。U-15日本代表として世界大会に出場。
高校時代:
2年夏:甲子園出場(霞ヶ浦戦で好投)
3年春:センバツ準優勝(決勝では横浜に敗北)
3年夏:和歌山大会で無失点の快投を見せ、甲子園出場を決定
小学校から横浜DeNAベイスターズジュニアにも選出されたことから、
自分の未来に確信をもったのではないでしょうか。
また将来は、古巣である横浜DeNAベイスターズを希望しているかもしれませんね。
横浜マリンスタジアムは実家の近くだから、家族も今度は楽に試合観戦に来れますからね。
それからU-15日本代表となると、世界の選手の凄い選手を相手にするのです。
みなさんもWBCで中南米のバッターをみているでしょう。
ボールをピンポン玉のようにホームランしてしまうんですよ。
中学生といえども、もともとの身体能力は日本人以上だし、その片鱗があるわけです。
そんなパワーヒッターと対峙していた、渡邉颯人選手ですから、
甲子園出場高の強打者でも、冷静に投げられるのでしょう。
また3年春の選抜大会の決勝が横浜高校とは、運命的なものを感じますね。
打倒!横浜で燃えているようですから、今回の夏の大会も両者の対決を是非みたいです。
投球スタイルと特徴
最速: 146km/h(2025年7月時点)
変化球:フォーク、スライダ、ツーシーム、カーブ(習得中)
ウイニングショット:フォーク
投球スタイル: 渡邉颯人選手は、変化球の使い分けだけでなく、
テンポの良さと制球力を武器に、試合の流れを自ら作るタイプの投手です。
特にフォークは「ここぞ」という場面で使うため、勝負勘と精神力の強さが際立っています。
NPBのどこの球団に行くのでしょうか。
渡邉颯人選手の投球スタイルであれば、やはりセリーグでしょう。
DNAベイスターズも魅力ですが、若手のていねいな育成に評価の高い広島東洋カープもお勧めです。
まあドラフトですからわかりませんが、DNAベイスターズに選択権ができれば本当に最高ですよね。
渡邉颯人選手がなぜ智弁和歌山へ入学したのかその理由
智弁和歌山を選んだ経過
U-15日本代表時代のとき、同部屋だった宮口龍斗選手(伊丹ボーイズ)と、
「一緒に智弁和歌山へ行こう」と約束したそうです。
そして二人は、Wエースとして甲子園準優勝を導く関係になりました。
でも同じ高校に進学したら、エース獲得のため、
お互いライバル関係になるのではないでしょうか。
両者ともその凄さがよく把握してるわけだから、
こいつがいるとエースを奪われてしまうとかもしれないと思わなかったのでしょうか。
まあ、同じ志をもった同志として認め合ったのかもしれません。
そしてとても高いレベルで切磋琢磨することを、
子供の頃から経験してきたのでしょうね。
また智弁和歌山の情報は関西出身の宮口龍斗選手から、
『智弁和歌山って凄い学校だぜ。他の強豪高は全然ちがうぞ。』
という話を持ち掛けたのでしょう。
なせ智弁学園和歌山か、他の強豪高との違い
智弁和歌山のように「強さ」と「人間教育」が両立している高校は、
全国の強豪校の中でもかなり希少な存在です。
以下にその理由を整理してみました。
表.1 強豪高の一般的な傾向一覧
特徴 | 内容 |
---|---|
勝利至上主義 | 甲子園出場や勝利を最優先にする傾向が強い。 |
厳格な上下関係 | 上級生が絶対的な存在として君臨するケースも。 |
指導者中心 | 監督の方針がすべてで、選手の自主性は後回しになりがち。 |
部活動編重 | 学業や人間形成より野球中心の生活になりやすい。 |
表.2 智弁和歌山の希少性と魅力一覧
特徴 | 内容 |
---|---|
恩送り文化 | 上級生が下級生を支える『継承型チーム文化』が根付いている。 |
人間教育の重視 | 中谷仁監督が『人として成長すること』を指導の柱にしている。 |
選手の自主性 | 自分で考えて動く力を育てる教育方針。 試合中の判断も任される場合が多い。 |
家族との絆を尊重 | 遠方かり進学でも家族の支えを重視し、選手の精神的安定を図る。 |
進学実績も高水準 | 医学部や難関大学への合格者も多数。 文武両道を実現している。 |
例えば、横浜高校や仙台育英高校、健大高崎高校なども全国屈指の強豪校ですが、
『勝利と人間性の両立』を目指している学校は、少数です。
特に『恩送り』は、智弁和歌山高校独自の特徴です。
渡邉颯人選手も宮口龍斗選手も、小学生の時から一流まーの環境でプレーし、
U15で世界も知っています。
ですから自分なりのスキルの磨き方も知っているので、
上下関係により、本来の練習ができず、
空白の時間ができることをとても恐れていると思います。
さらにむやみにいじられてフォームが崩れたりすることを
一番恐れているのではないでしょうか。
ですから『恩送り』のシステムは大歓迎なのだと考えられます。
さらに野球について一流の道を歩いてきた彼らにとって、
文武両道の強豪ということについても、とても新鮮で、
大きな魅力になったのではないでしょうか。
智弁和歌山高校と同様な高校
ちなみに文武両道の強豪高を探してみましたが、3校みつけました。
私立では昨年甲子園に出場した慶応義塾高校、かつての野球の名門高である桐蔭学園。
両方とも神奈川県です。さすが全国2位の激戦区だけあっていろんな高校がありますよね。
ちなみに慶応義塾高校は推薦入学でも、通知表の評点が4.2以上ではないと入学できないそうです。
ですから野球部員も全員4.2以上です。
まさに文武両道ですよね。
ちょっと脱線してしまったようです。
また県立では、静岡高校で県内屈指の進学校でありながら、夏の大会に26回も出場し、
優勝経験もあります。
もつろん静岡高校から、多数のプロ野球選手も輩出しています。
渡辺颯人選手の出身中学
渡邉颯人選手の出身中学校は「横浜市立南中学校」です。
そして、学校の野球部には所属せず、硬式野球のクラブチーム「世田谷西リトルシニア」で
活動していました。
小学校の時の永田台少年野球部は軟式でしたが、渡辺颯人選手のように、
将来が明確になっている選手は、早めに公式に馴れるため、
シニアリーグに行くのは自然な流れだと考えられます。
そこでさらになぜ世田谷西リトルシニアを選んだのか、
次に推定しました。
☆【より高いレベルの環境を求めたため】
世田谷西リトルシニアは、関東屈指の強豪クラブであり、NPB選手も多数輩出しています。
☆【U-15日本代表を目指すには最適な舞台】
中学3年時には侍ジャパンU-15に選出され、世界大会にも出場。
☆【学業との両立も意識】
中学では部活動に所属せず、学業とクラブ活動を両立するスタイルを貫いていました。
このような道を選択したのは、渡辺颯人選手が、小学校の時から自分の技術の高さを確信しており、
持っており、U-15→甲子園→NPBと明確な青写真を持っていたからでしょう。
渡邉颯人選手の性格
渡邉颯人選手の性格的特徴
邉颯人選手の性格は、責任感・優しさ・粘り強さ・向上心が、
絶妙にバランスされた人物像として浮かび上がります。
以下に詳しく整理してみました。
表.3 渡辺颯人選手の性格的特徴一覧
特徴 | 備考 |
---|---|
責任感が強い | 5人兄弟の長男として育ち、家族の面倒をみたり、妹や弟の練習に 付き合うなど、自然と柱としての意識がはぐくまれた。 |
優しさと思いやり | 妹がソフトボール部に入った際には、キャッチボールに付き合い、 弟の練習に積極的に関わるなど、家族想いの一面が際立つ。 |
粘り強さと集中力 | 公園での自主練では、「気が済むまでバットを振り続ける。」 ほどの集中力と探求心がある。 |
向上心と冷静さ | U15日本代表として世界遠征を経験し、甲子園でも冷静な投球を披露。 大舞台で動じない精神力がある。 |
仲間との絆を大切にする | 宮口龍斗選手との「wエース」の関係は、前述のようにU15からの関係。 |
妹からは「やさしくてかっこいいお兄ちゃん」ととても信頼されているようです。
また自主練でも決して手を抜かない影の努力が、
また自信へと繋がっているのではないでしょうか。
性格がプレースタイルに与える影響
このような性格はプレーに、とてもプラスに反映されています。
その事例を次に示します。
☆【冷静な投球判断】
甲子園では「マダックス(100球未満の完封)」を達成するなど、
効率的で理知的な投球が持ち味です。
☆【チームの柱としての自覚】
リーダーシップと安定感があり、監督からの信頼も厚い
☆【精神的なタフさ】
敗戦後も前向きに切り替え、次戦に向けて準備する姿勢が印象的
渡邉選手は、単なる好投手ではなく、人間力の高い“信頼される人物”として
チームや家族にとって欠かせない存在です。
智辯和歌山が「人間形成」を重視する校風の中で、
彼の性格はさらに磨かれている印象ですね。
渡邉颯人選手の兄弟
先にも述べたように渡邉颯人選手は、5人兄弟で、渡邉颯人選手自身が長男です。
兄弟の構成としては、長男の渡邉颯人選手、長女、次男、次女、三女です。
こうしてみると渡邉颯人選手のチームで発揮しているリーダーシップは
家庭の中で自然と育まれていったのでしょう。
それではこの兄弟の情報を入手できている範囲で次にまとめました。
表.4 渡邉颯人選手の兄弟一覧
順番 | 名前 | 備考 |
---|---|---|
長女 | 優愛(ゆい)さん | 1学年下で中学のときにソフトボール部に所属。 「横浜市立南中学校」には女子ソフトボール部があるので、 出身中学校は、兄と同じ「横浜市立南中学校」の可能性があります。 |
次男 | 翔太(さん) | 小学校高学年から、本格的に野球を始めているそうです。 昨年末の帰省時には、兄・颯人選手が弟とキャッチボールや 打撃練習をしていたとの報道もあり、 兄弟での野球練習が日常的に行われているようです。 |
次女 三女 | 名前非公開 | 渡邉颯人選手の応援にかけつけたエピソードあり。 スポーツ歴は不明だが、家族全員がスポーツを続けている様子が 伺えます。 |
弟さんが今後どのような球歴を歩むかはまだ未知数ですが、
兄・颯人選手のように冷静で責任感のあるプレースタイルを受け継ぐ可能性もありますね。
もし翔太くんが中学や高校で頭角を現してきたら、
兄弟で甲子園という夢も現実味を帯びてくると考えられます。
渡邉颯人選手のまとめ
●渡邉颯人(わたなべ・はやと)選手は、横浜市出身ですが、
優勝候補の一角、智弁和歌山高校のエースとして、ドラフトでも注目を集める右腕投手です。
●渡邉颯人選手がなぜ智弁和歌山へ入学したのかその理由についてですが、
経過としては、U-15日本代表時代のとき、同部屋だった宮口龍斗選手(伊丹ボーイズ)と、
「一緒に智弁和歌山へ行こう」と約束したことによります。
そして智弁和歌山に魅力を感じたのは他の強豪高にない、いくつかの特色があるからです。
その特徴はいくつもありますが、特に次のことに魅力を感じたと考えられます。
厳格な上下関係はなく、先輩が後輩の面倒をみる「恩送りの文化」、
また他の強豪高が監督の指示が絶対でその指示通りにプレーするのに対し、
まず自分で考えるプレーをすること、また試合中の判断も任される場合が多いこと
そして強豪として希少な文武両道の方針にも魅力を感じたのだと考えられます。
●渡邉颯人選手の出身中学校は「横浜市立南中学校」です。
そして、学校の野球部には所属せず、硬式野球のクラブチーム「世田谷西リトルシニア」で
活動していました。
世田谷西リトルシニアを選んだ理由としては、より高いレベルの環境を求めたためです。
世田谷西リトルシニアは、関東屈指の強豪クラブであり、NPB選手も多数輩出しています。
●渡邉颯人選手の性格は、
「責任感が強い」 「優しさと思いやりがある」 「粘り強さと集中力がある」
「向上心と冷静さがある」 「仲間との絆を大切にする」 です。
この性格はプレイにもプラスに働いており、仲間からの信頼も厚いです。
●渡邉颯人選手の兄弟は、5人兄弟で、渡邉颯人選手自身が長男です。
兄弟の構成としては、長男の渡邉颯人選手、長女、次男、次女、三女です。
家族全員がスポーツに慣れ親しんでおり、次男は小学校後半から、
本格的に野球を始めたそうです。
以上渡邉颯人選手について調べました。
本日対戦の組み合わせが発表されましたね。
まずは一回戦の花巻東戦がんばってください。
大谷選手を輩出した学校ですね。
大丈夫です。
いつもの理知的で確実な制球力で投球できれば、問題ないでしょう。
横浜との対戦はベスト4以降になるようですが、
今度こそ、打倒横浜!を果たせることを願っています。
最後までお付き合い頂き、ありがとうごさいました。
コメント