小塩遥菜(おしおはるな)さんは、日本の女子卓球選手であり、
現在はTリーグ・トップおとめピンポンズ名古屋の
主力として活躍しています。
全日本卓球選手権2024ではベスト8、
ジュニアの部では準優勝と、
すでに次世代エース候補として注目される存在です。
それでいて、このルックス。
アイドル顔負けの華やかさを持ちながら、
卓球界でもトップクラスの実力者。
まさに“スターになるための条件”を
すべて備えた選手と言えるでしょう。
彼女のプレースタイルは、新世代型のカットマン。
従来の守備主体のカットマンとは違い、
隙あらば攻撃に転じ、強烈なドライブと多彩な変化球で相手を翻弄します。
まさに卓球界に新しい風を吹き込む存在です。
しかし、小塩遥菜さんの魅力はそれだけではありません。
実は彼女、元ボクシング選手なのです。
あのルックスでボクシング。
しかも輝かしい戦績を残して引退しているというのだから驚きです。
卓球とボクシング──
まるでアニメから飛び出してきたような経歴ですが、
さらに驚くべきことに、妹さんも卓球選手であり元ボクサー。
そして、トップおとめピンポンズ名古屋の監督は2人の母親。
ここまでくると、まさに“現代のスポ根物語”そのものです。
なぜボクシングをしていたのか。
ボクシング経験は卓球のプレースタイルにどう影響しているのか。
どのような過程を経て、新世代型のカットマンへと進化したのか。
気になることが次々と湧いてきます。
そこで今回は、
1.小塩遥菜さんのwiki風プロフィール
2.これまでの経歴
3.なぜボクシングをしていたのか
4.ボクシングが卓球に与えた影響
5.妹との関係
6.「小塩姉妹が描く未来」
これらを徹底的に調査し、まとめていきます。
1.小塩遥菜さんのwiki風プロフィール
生年月日 2005年8月5日(20歳)
出身地 岐阜県
身長 153cm
戦型 右シェイクカット型
2.これまでの経歴
小塩遥菜さんは卓球を始めたのが、小学校三年生とかなり遅いのですが、
幼少期から様々なスポーツを経験し、
高い身体能力がありました。
さらにボクシングを本格的に経験したことが
効果を発揮し、
トッププロ選手へと成長したのです。
幼少期
幼少期から水泳やボクシングなど、
さまざまなスポーツに親しみ、
運動能力の高さは早くから際立っていた。
特にボクシングは後に卓球競技にも大きな影響を与えることになる。
小学校時代
本格的に卓球を始めたのは小学校3年生のとき。
福岡県の石田卓球クラブに所属し、
短期間で実力を伸ばしていった。
さらに小学校5年生からはボクシングに本格的に取り組み、
そこで培った身体能力や動きが卓球の成長を後押しすることになる。
その成果はすぐに現れ、
卓球歴わずか2年余りで 2017年の全日本卓球選手権・ホープスの部で優勝。
異例のスピードで全国トップレベルに到達した。
中学校時代
中学校進学後、小塩遥菜はトップアスリートを育成する
JOCエリートアカデミーに所属した。
北区立稲村中学校から、
練習時間を確保するため通信制の星槎中学校へ編入し、
卓球に専念できる環境を整えている。
JOCエリートアカデミーは、
世界で戦うことを前提としたエリート育成機関であり、
平野美宇、木原美悠、長崎美柚、張本美和など、
世界トップレベルの選手を多数輩出してきた。
この環境で小塩遥菜は急速に実力を伸ばし、
14歳で世界ジュニア選手権の銀メダルを史上最年少で獲得した。
中学生にして世界の舞台で結果を残したことで、
次世代の日本代表候補として注目される存在となった。
なお、同じくJOCエリートアカデミー出身で
国際大会でも活躍する 長崎美柚については、
こちらの記事で詳しくまとめている。
高校
高校は星槎高校へ進学し、
引き続きJOCエリートアカデミーでトレーニングを継続した。
国内外の大会に積極的に出場し、
経験を積みながらトップ選手としての基盤を固めていった。
プロリーグ
高校卒業後はTリーグに参戦し、
日本ペイントマレッツを経て、
現在はトップおとめピンポンズ名古屋に所属している。
カットマンでありながら、
隙あらば攻撃に転じる積極的なスタイルが特徴で、
鋭いドライブや多彩な変化球を織り交ぜた
“魅せるカットマン”として注目を集めている。
3.なぜボクシングをしていたのか
これだけ輝かしい実績を残してきた小塩遥菜さんですが、
中学時代には卓球で思うように勝てなくなり、
スランプに陥った時期がありました。
そのとき、体力面と精神面を鍛え直すために選んだのがボクシングでした。
競技としての行き詰まりを感じ、
環境を変える意味でも本格的に取り組んだそうです。
すると、わずかな期間で才能が開花し、
全日本UJ(アンダージュニア)ボクシング王座決定戦で優勝。
なんと日本一にまで上り詰めました。
“スランプ脱出のための練習”として始めたボクシングで日本一。
まるでアニメのような展開ですが、
もともと素質があったことも大きかったのでしょう。
さらに、母親は元プロボクサーであり、卓球選手でもあったという家庭環境。
卓球とボクシングの共通点を
誰よりも理解している存在が身近にいたことも、
ボクシングを選ぶ後押しになったと考えられます。
兄もボクシングをしており、
幼い頃からボクシングジムに出入りしていたため、
小塩さんにとって“ボクシングでスランプを抜ける”という選択は、
むしろ自然な流れだったのかもしれません。
4.ボクシングが卓球に与えた影響
ボクシングで鍛えたフットワークは、
カットマンとしての守備力を大きく向上させました。
しかしその影響は守備だけにとどまらず、
攻撃面の強化にも直結していきます。
① 体幹の強さとフットワーク
ボクシングで鍛えた体幹と、
前後左右に素早く動けるフットワークにより、
以前より守備範囲が格段に広がりました。
さらに、この体幹とフットワークがあることで、
守備から攻撃へ切り替える際の体重移動が
非常にスムーズになっています。
② 攻撃力のパワーアップ
小塩さんの鋭いドライブは、
ボクシングのミット打ちに近い動きがあります。
肩の入れ方、インパクトの瞬間に力を集中させる感覚など、
ボクシングで身につけた動作が
そのまま卓球の攻撃力に結びついているのです。
その結果、現在のドライブの威力が大きく向上したと考えられます。
③ 動体視力と反応速度の向上
相手の動きを瞬時に読み取り、
飛んでくるボールに素早く反応する能力。
これはボクシングのトレーニングによって開花した部分が大きいでしょう。
パンチを避ける、距離を測る、相手の動きを読む——
これらは卓球にもそのまま応用できる能力です。
こうして見てみると、
卓球という競技は“ボールを使った格闘技”のようにも感じられます。
小塩遥菜さんのプレーを知ることで、卓球の見え方がまたひとつ変わってきますね。
5.妹との関係
小塩遥菜さんには妹の悠菜(ゆうな)さんがいます。
実は妹もボクシング経験者で、日本一の実績を持つほどの実力者です。
つまりこの姉妹は、最上級の身体能力を手に入れた“超ハイスペック卓球姉妹”。
しかし、そのプレースタイルはまったく異なります。
【姉・遥菜(はるな)さんのスタイル:世界が注目するカットマン】
高い身体能力を活かした広い守備範囲を持つカットマン。
さらに、隙あらば攻撃に転じ、
強烈なドライブや多彩な変化球で相手を翻弄する
“新世代の魅せるカットマン”です。
【妹・悠菜(ゆうな)さんのスタイル:世界が驚く両投使い】
試合中にラケットを左右の手に持ち替える、
世界でも唯一無二の選手。
攻撃重視のスタイルで、姉とは正反対のプレーを見せます。
【伝説の姉妹対決】
2023年の全日本卓球選手権(ジュニアの部)で、
ついに姉妹対決が実現しました。
結果は姉・遥菜さんの勝利。
しかし、2人のハイレベルなラリーは、
テレビ東京の卓球番組でも大きく取り上げられ、
多くのファンを興奮させました。
想像してみてください。
悠菜さんの左右から繰り出される破壊力抜群の強打を、
遥菜さんが驚異的な守備力で拾いまくり、
一瞬の隙に鋭いパッシングショットを決める――
まさに異次元の戦いだったはずです。
【現在の2人】
現在、2人はトップおとめピンポンズ名古屋に所属しています。
ダブルスを組んだこともあり、
2024年の全日本選手権ではベスト8に進出。
今後の日本卓球界を担う存在として期待されています。
強敵・中国に対抗する“最高の秘密兵器”になる日も近いかもしれません。
6.「小塩姉妹が描く未来」
小塩遥菜さんと悠菜さん。
ボクシングと卓球という異なる競技を行き来しながら、
誰も想像しなかった進化を遂げてきた姉妹です。
スランプを乗り越えるために始めたボクシングが、
守備力・攻撃力・反応速度という卓球の核心部分を磨き上げ、
“魅せるカットマン”という唯一無二のスタイルを生み出しました。
一方で妹の悠菜さんは、世界でも類を見ない“両投使い”。
攻撃的で大胆なプレーは、卓球の可能性そのものを広げています。
そんな2人が同じチームで戦い、
時にはダブルスで力を合わせ、
日本卓球界の未来を切り開いていく姿は、
まさに新時代の象徴といえるでしょう。
これから先、どんな舞台で、どんな戦いを見せてくれるのか。
強敵・中国に立ち向かう日本の秘密兵器となる日も、
そう遠くはないはずです。
小塩姉妹の物語は、まだ始まったばかり。
その成長と挑戦から、これからも目が離せません。


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