中野信子の「脳は成長する」と「空気は読めずでよい」に感動!(徹子の部屋)

学者

引用 健康経営の講習依頼はBring

中野信子さんといえば脳科学者で、コメンテーターとして、脳の話を私達の日常に置き換えて、わかりやすく説明してくれる方です。

そしてそんな中野信子さんが、本日の徹子の部屋に出演し、感動する話を優しく語ってくれました。

とても感動し、30分はあっというまでした。

内容は次のようなことです。

脳は成長する

空気を読めないでよい

脳は成長する

年はとっても脳は成長するの検証

何歳になっても脳は鍛えられる(脳は成長できる)お話です。

ロンドンのタクシーの運転手さんに例えてお話をされました。

ロンドンの運転手さんになるには、とても狭き門で、試験も難しいようです。

実際ロンドンのタクシーの運転手さんは、優秀らしいです。

そこで、『脳が優秀だから、ロンドンのタクシーの運転手さんになれるのか、

ロンドンのタクシー運転手さんとして従事しているから、脳が優秀なのか

は、興味深い研究対象になっていたとのことです。

そこでタクシーの運転手さんの海馬の量で計る研究で、それは証明されたようです。

海馬というのは、記憶を整理整頓する、記憶の司令塔となる機能がある脳の器官です。

海馬の量とタクシーの運転経験年数の関係をグラフにしたところ、

運転経験が長い程、海馬の量が多くその相関性が高いという結果になりました。

この研究により、年をとっても脳トレで脳は成長できることの証明されたことになります。

脳トレに最適なこと

中野信子さん曰く、楽器が良いとのことです。

音を判断し、指先を使うのがよいみたいな。

黒柳徹子さんが、「私はピアノを弾くけど得意でない。」

と話をしましたが、特に私達はプロになるわけでないので、楽しみながらすればよいとの話でした。

反復練習が得意でなければ、打楽器系のほうが楽しみやすいので、打楽器にすると楽器を演奏している充実感も得られるので、打楽器を勧められていました。

反復練習への適性も遺伝が関係してようです。

いいかえると反復練習を楽しいと感じる遺伝子があるそうです。

脳は言葉に影響される

夫婦喧嘩を聞かせることは、子供の脳によい影響を与えないようです。

その後は、仲直りした姿をみせたほうが良いとのこと。

またまったく無傷なのも良くないそうです。

空気を読めずでよい

空気は読めずで良いという結論

中野信子さん自身、空気が読めず、友達はいるけれど、友達との間に壁を感じていたそうです。

そして自分は、普通がわからない空気読めない変な人と、劣等感を持っていたようでした。

そんな状況を、「私以外みんな台本を持っている。はやく台本を持ちたいし、普通が知りたいから脳の勉強をしよう。

と考え、脳科学のスペシャリストになったそうです。

その研究と経験の中で導きだした答えは、

私は、空気を読めなくていいんだ。私はそのままでいいんだ」という答えでした。

空気を読めないといこうことは、空気を読んでいる人が見れないものを見れている可能性があり

その見れたものが、時としてとても価値ある可能性もある、ということに気づいたそうです。

だから空気を読めない人に石を投げるような行為をしないでほしいともおっしゃっていました。

時代と共に基準は変化する

現在、人にはいろんな人がいて、それだけいろんな価値として認められている時代です。

30~40年ほど前であったら、価値がないとか、悪い印象に差別されてしまっていたことが認められている時代です。

でも中野信子さん曰く、余り多様性を強く主張しないほうが良いともいっています。

アメリカなどでは、多様性の主張が強くて、逆にそれに反発する集団がでてからでそうです。

とはいっても、実際過去の価値観は様々なところで変わってきています。

以前のオーケストラはほぼ男性だったそうです。

当時の価値観として、「男性でなければいい音はだせない。」とのことでした。

そこであるオーケストラのオーディションで、後を向いて音だけ聞いてオーディションをしたところ、

オーディション通過者は男女半々になったそうです。

このことから空気を読もうとする意識は、大切な気づきへの妨げになる場合もあるということでした。

だから空気を読まないことは、割と大切なんだよ、ともおっしゃっていました。

まとめ

年はとっても脳は成長することは、脳科学的に検証されています。

それは、優秀とされるロンドンのタクシーの運転手さんの海馬の量と運転経験年数の間には、強い正の相関がある研究からです。

このことから、脳トレにより、年をとっても脳は成長することが証明されました。

脳トレによいのは、楽器演奏だそうです。

中野信子さんは、「自分は空気が読めないていい。空気読めないがことで、価値のあることに気づけることもある。」との結論に至りました。

だから、空気を読めない人に石を投げるような行為をしないでほしい。とのことでした。

以上中野信子さんのお話でした。

現在空気が読めない、集団生活に馴染めないことに対し、脳科学の研究も進んで、その特性が科学的に証明されてきていることにより、社会的にも理解が進んでいるところだと思います。

私も空気が読めないと昔からよく言われてマイペースで生きてきた人間の1人です。

さらに脳科学の研究が進んで、今まで否定されていたような事が、個性としての価値になり、誰もが生きがいの持てる社会に進めばいいですね。

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