宮口龍斗は最速152キロよりも、ボールの回転数が凄い!また進路や出身中学についても調べてみた【高校野球】

スポーツ

宮口龍斗(みやぐち・りゅうと)投手は、智弁和歌山高校の注目右腕で、

渡辺颯人投手とのWエースとして活躍し、

2025年ドラフト候補としてプロのスカウトからも高く評価されている逸材です。

宮口龍斗投手の投球スタイルとしては、

ストレートは最速152キロの、打者の手元で伸びるタイプであることに加え、

変化球は、縦スライダー、カットボール、スプリット、チェンジアップなど多彩で、

フォームに至っては、

腰の回転が柔らかく、バランスの良い投球フォームが特徴です。

この点についてもスカウトから「腕の振りがしっかりしている」と高評価です。

そんな宮口龍斗投手ですから、やはり最速のストレートが注目されがちで、

本人もさらなる最速の更新を狙っており、周囲の期待も大きんです。

しかし宮口龍斗投手の最大の魅力は、その球質にあると考えられます。

先ほど、ストレートが打者の手元で伸びるタイプといいましたが、

手元で伸びる錯覚により、打者のスイング軌道を外してしまうのです。

この現象はボールの回転数が高い程、ボールに揚力が働き、ボールが浮くようにみえます。

ですからボールの回転数が高いほど、打者は差し込まれた感覚に陥いり、

打ちにくくなります

このボールの回転数が、宮口龍斗投手は凄く

とてつもない回転数らしいのです。

そこで、宮口龍斗投手のボールの回転数がどれほどなのか調べてみたいと思います。

さらに宮口龍斗投手についてまだ気になることがあります。

それは基本プロ志望のようですが、高校卒業後すぐプロなのか大学なのか、

その進路は確定していないようです。

そこで進路についても、現状の真相を探っていきたいと思います。

そしてこの機会ですから、出身中学のことも調べてみることにしました。

以上調べる内容を次にまとめました。

みなさん、いっしょに確認しましょう。

宮口龍斗投手のプロフィール

宮口龍斗投手の出身中学

宮口龍斗投手の最速以上に魅力のボールの回転数について

宮口龍斗投手の進路

宮口龍斗投手のまとめ

宮口龍斗選手のプロフィール

名前:   宮口 龍斗(みやぐち りゅうと)

所属:   智弁和歌山高校

学年:   高校3年(2025年度)

出身地:  兵庫県川西市

身長 / 体重:約183~184cm / 85~88kg

投打:   右投右打

ポジション:投手(主にリリーフ)

球速:   最速152km/h(2024年秋季大会)

兵庫県ということで、宮口 龍斗投手も阪神タイガースの大ファンのようです。

特に藤川球児監督の現役時代に熱狂していたようで、

自分も火の玉ボールを投げたいと思っていたようです。

そうなるとやはり阪神タイガースの一員となりたいのでしょうか。

現在すぐプロかどうか迷っているくらいなので、

ファンであることと、自分がプレーすることは違うような気がします。

こうして調べていくうちに意中の球団も見えてくるかもしれません。

野球歴

少年野球:多田エンゼルス → 伊丹ボーイズ(全国大会出場)

中学代表:U-15日本代表として世界大会に出場(2022年)

高校進学:甲子園常連の智弁和歌山へ。1年夏からベンチ入りし、

2年秋には背番号11を背負う救援エースに成長

背番号1は、渡部颯人投手が背負っています。

宮口 龍斗投手と渡辺颯人投手は、U15の合宿中に、お互い智弁和歌山に進学することを決めています。

そんな中学からの深い絆を持ち、こんな右腕が後ろに控えているのだから、

渡辺颯人投手も安心して、冷静に投球できているのかもしれませんね。

宮口龍斗選手の出身中学

出身中学

宮口龍斗選手の出身中学は兵庫県川西市立多田中学校です。

ただし、部活動としての野球は行っておらず、中学時代は

伊丹ボーイズ」や「兵庫川西リトルシニア」などの硬式クラブチームに所属してプレーしていました。

小学生時代の多田エンゼルスは軟式でしたが、宮口龍斗投手のように、

将来が明確になっている選手は、早めに公式に馴れるため、

シニアリーグに行くのは自然な流れだと考えられます。

そこでさらになぜ2つのチームを選んだのか、次に推定しました。

なぜ2チーム?


☆《技術的な成長を求めて

伊丹ボーイズは関西でも有数の強豪クラブで、全国レベルの競争環境が整っています。

ここで基礎と実績を築いた後、より登板機会や個別指導が得られる兵庫川西リトルシニアに

移った可能性があります。

☆《ポジションの確保

強豪チームでは競争が激しく、登板機会が限られることも。自分の持ち味を発揮できる環境

を求めて移籍する選手は少なくありません。



☆《地元とのつながり

兵庫川西リトルシニアは地元密着型のチームで、家族や学校とのバランスを取りやすいと

いう利点もあります。

このような移籍は、プロを見据えたキャリア設計の一環であり、単なる「転々とした」わけではなく、

目的意識を持った選択だったことが伺えます。

智弁和歌山に進学するあたっても、無駄なく効率的に成長する上で、自分に適合すると考え、

選択したのだと思います。

宮口龍斗投手の最速以上に魅力のボールの回転数について

宮口龍斗投手のボールの回転数

まず表.1の❛❜回転数の目安と球質の関係一覧❛❜を見てください。

そのあと、表.2の❛❜ストレート回転数比較(2025年夏・甲子園&プロ)❛❜を確認いただき、

宮口龍斗投手の回転数はどの程度の球質に該当して、

また夏の甲子園のライバルでありドラフトの有力候補、

またはメジャーリーグで活躍する選手と比較し、

どの位置にあるのかを確認してください。

表.1回転数の目安と球質の関係一覧

回転数球質
2000以下沈む球質。打者にとってみやすい。
2000~2400平均的な伸びる球
2500以上エリート級
2600以上世界トップレベル 今川昇太など



表.2 ストレート回転数比較(2025年夏・甲子園&プロ)

選手名所属属最高速度
(km/h)
回転数
(rpm)
特徴・評価
宮口龍斗智弁学園和歌山152推定2300~2500
高回転で「浮き上がる」球質。制球力の安定
石垣元気健大高崎
158
推定2200~2400球速は圧倒的だが、回転数は平均的。
奥村頼人横浜高校
146
推定2300前後指先の力で球速以上の「伸び」を演出。
菰田陽生山梨学院152推定2200~2350球質は荒削り。
スケール感は世代トップ。
今永昇太MLB・カージナルス
148
平均2439
最高2678
世界トップレベルの回転数。空振り製造機。
佐々木朗希MLB・ドジャース
165
平均2480球速、回転数ともエリート級

どうですか。

宮口龍斗投手の玉の回転数は、今回甲子園の出場するドラフト有力選手と比較しても明らかに、

上のレベルで、メジャーの佐々木朗希投手に迫る程です。

さらに鍛え方次第では、藤川球児監督や今永生昇太投手のように、

空振り製造機になることが可能です。

ですから将来メジャーで成功することも可能と考えられます。

宮川龍斗投手のボールが高回転になる理由

一般的に投手のボールが高回転になる要因は以下のような点に集約されます。

【一般的に高回転を生む技術的・身体的要因】

リリース時の指の使い方

指先でしっかりとボールを押し出すことで、回転数が増加します。

特に中指と人差し指の「抜け方」が重要で、スナップを効かせることで回転が加わります。

腕の振りの速さと角度

リリース直前の腕の加速が強いと、ボールにより多くの回転が伝わります。

肘の位置が高く、リリースポイントが前であるほど、回転効率が良くなります。

体幹の強さと柔軟性

下半身からの力を効率よく上半身に伝えることで、腕の振りが鋭くなり、回転数が上がる。

背中や肩甲骨の柔軟性も、腕の振りのスムーズさに影響します。


ボールの握り方

指の掛かり方が深いと、より強い回転がかかります。

握りの工夫(縫い目の使い方など)も微妙な回転数の差に影響します。


宮口颯人投手のボールが高回転になる理由】

表.3 宮口颯人投手にあてはまる高回転の理由について要因評価

要因適用度補足
指り使い方
(スナップ・押し出し)
★★★★★球速と球質の両立には指先の感覚が不可欠。

藤川球児に憧れている点から、回転への意識は

高い可能性がある。
腕の振りの速さと角度★★★★☆コンパクトで力強いフォーム。

2段モーションへの変更で、疲労軽減と腕の

振りの安定性が向上。
体幹の強さと柔軟性★★★☆☆高校生としては十分な体幹をもつが、

今後さらに強化される余地あり。
ボールの握り方★★☆☆☆握りの工夫はあるが、他の要素ほど大きな影響きない。

このように宮口龍斗投手の球が高回転の理由は、特に指の使い方腕の振り強さにあると

推定されます。

今後は指の使い方の強化腕の振り、または前方でリリースするためのフォーム改良

さらに体幹の強化で、さらに高回転になることが予想されます。

指を鍛錬するなかに、指の連動性、独立性を鍛える方法があり、ピアノも有効だそうです。

なるほど、だからかつての巨人の大投手桑田真澄投手はピアノを習っていたのですね。

当時の技術では計測されていないものの、フォーム・球筋・証言から見て、

桑田真澄さんも高回転だった可能性が非常に高いです。

特に指の使い方と腕の振り強さにあると推定されます。

宮口龍斗投手の進路

宮口龍斗投手は2025年ドラフト候補として注目されており、

進路としては、プロ志望を希望していることが報道されています。

ただし、大学進学の可能性も残しているとされており、

現時点では進路の最終決定には至っていないようです。

そしてプロ関係者からは、即戦力というよりは、体格・球速・球質の伸びしろを

評価されており、育成力のある球団が上積みを期待するタイプと見られています。

本人もそのことを十分認識しているはずですし、

「春までには155km/hだしたい。」とも発言しています。

藤川球児投手が憧れであり、火の玉ボールを投げることが、

一つの目標であるとすると、球速と球の回転数向上は必須であり、

育成力のある球団に育ててもらうことで、その可能性が高まります。

以上の状況を踏まえる、プロ入りを躊躇している理由としては次のことが、

可能と考えられます。

プロ入りを躊躇する理由

即戦力として扱われることへの懸念

一部の球団では、育成よりも即戦力を求める傾向があり、高卒でプロ入りすると、

結果を急がれる可能性がある。


自分の伸びしろを最大限に引き出せる環境を選びたい

・大学では、フォーム改良・球速アップ・変化球習得など、時間をかけて

技術を磨ける環境が整っている。

・実際、近年は「大学で成長してからプロ入りする方が効率的」

と考える高校生が増えている。

宮口龍斗投手の球の回転数の現状値についても、メジャーの一流選手にひけをとらない状況であり、

周りからのアドバイスや自分の体の感覚からいけば、

のびしろを超えた先にある、理想の姿がある程度みえているのだと思います。

活躍の場も当然、侍JAPAN、そしてメジャーを想定しているでしょう。

ですからプロに入ることは夢なのではなく、大学もプロも、現状の宮口龍斗投手からすれば、

伸びしろを伸ばすための手段に過ぎないのではないでしょうか。

宮口龍斗投手に合いそうな大学とプロ球団

宮口龍斗投手の伸びしろを伸ばす、すなわち育成する上で、合いそうな大学とプロ球団を

次にまとめました。

表.4 宮口龍斗投手に合いそうな大学

大学名特徴宮口龍斗選手
との相性
東洋大学投手育成に定評。

球速、球質の両面で強化可能。
◎素材型を完成型に育てる

実績あり。
福岡大学山下舜平大を育てた環境。

体改善と球質改善に強み。
◎球速アップ+球質改善に

最適。
亜細亜大学厳しい練習で知られるが、

投手育成力は高い。
○精神面、技術面の鍛錬に向く。
関西学院大学関西圏での育成力が高く、分析的な

指導も導入。
○地理的に馴染みやすい可能性あり。

特に東洋大福岡大は、宮口龍斗投手のように「素材型で球速、球質も伸ばしたい」

タイプに非常に相性がいいようです。


表5.宮口龍斗投手に合いそうなプロ球団

球団名特徴宮口選手との相性
オリックス山下舜平大、曽谷龍平など


育成成功例が多数。
◎育成型をじっくり育てる

環境が合う。
ソフトバンク育成枠の活用が上手く、

トレーニング環境も充実。
◎球質、球速とも強化可能。
日本ハム若手育成に積極的。

科学的アプローチも導入。
〇球質改善やフォーム改良に向く。
広島高卒投手の育成に定評あり。

じっくり育てる傾向。
〇素材型を時間をかけて育てる方針が合う。

宮口龍斗投手が高卒でプロ入りするなら、オリックスソフトバンクが最も

理想的な環境です。

この2つの球団に入れたらOKですが、

その場合来年1軍のマウンドに立つことはないのかもしれませんね。

でもいいでしょう。

大きく育った宮口龍斗投手を楽しみに待つことにしましょう。

宮口龍斗投手のまとめ

宮口龍斗(みやぐち・りゅうと)投手は、智弁和歌山高校の注目右腕で、

渡辺颯人投手とのWエースとして活躍し、

2025年ドラフト候補としてプロのスカウトからも高く評価されている逸材です。

ストレートは最速152キロの、打者の手元で伸びるタイプであることに加え、

変化球も多彩で、フォームにも定評があります。

そして最速152キロの球速が注目されがちですが、回転数がとてつもなく

凄いのです。

回転数が高いことで、打者にはボールが浮きあがってみえて、

打者は差し込まれた感覚に陥いり、打ちにくくなります。

今回は特にその回転数を主体に調べてみました。

●宮口龍斗選手の出身中学は兵庫県川西市立多田中学校です。

ただし、部活動としての野球は行っておらず、中学時代は

硬式クラブチーム「伊丹ボーイズ」とその後「兵庫川西リトルシニア」に移籍して、

プレーしていました。

このような移籍は、プロを見据えたキャリア設計の一環であり、

目的意識を持った選択だったことがうかがえます。


宮口龍斗投手の最速以上に魅力のボールの回転数について、

その回転数は推定2300~2500rpmで、

ドラフトの有力選手と比較しても最も高く、

メジャーの佐々木朗希選手に匹敵するほどです。

宮口龍斗投手の球が高回転な理由は、特に指の使い方と腕の振り強さにあると

推定されます。

宮口龍斗進路について、基本的にはプロ希望ですが、

プロ入りを躊躇しているようです。

なお現状、宮口龍斗投手は育成型で伸びしろが大きいため、

本人も育成を望んでいます。

そんな状況を踏まえるとプロ入り躊躇している理由は、

即戦力として扱われることへの懸念

自分の伸びしろを最大限に引き出せる環境を選びたい

という点です。

また育成の上で、宮口龍斗投手に合う大学は、

東洋大学福岡大学と考えられます。

さらに育成の上で、宮口龍斗投手に合うプロ球団は、

オリックスソフトバンクと考えられます。

以上宮口龍斗投手について調べました。

まず今回の甲子園大会は、打倒横浜に燃えていると思いますが、

初戦の花巻東打線は油断せず、いつもの調子でがんばってください。

そうすれば三振の山でしょう。

これから宮口龍斗投手が、いつ火の玉ボールを完成するか楽しみです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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