北窓絢音の最高到達点とセールスポイント、また中学、高校時代の凄いエピソードも調べてみた

スポーツ

北窓絢音(きたまどあやね)さんは、2025年代表チームに初選出された新人ですが、

今回のネーションズリーグ予選ラウンドにおいて、その活躍はめざましいです。

特に印象的だったのが、7月10日の韓国戦です。

第3セット終盤、16–20の劣勢場面で途中出場し、無回転サーブで韓国のレシーブを崩し、

7連続得点を演出しています。

その後のブラジル戦は敗れはしたものの、レシーブでなどディフェンス面でも貢献し、

中国戦では、10得点もしています。

まさに、佐藤叔乃選手とともに次世代のエース候補となっていくのでしないでしょうか。

そこでアウトサイドヒッターとしての北窓絢音さんのセールスポイント

スパイク最高到達点も含め、調べていきたいと思います。

また現在の北窓絢音さんのプレイスタイル中学に芽吹き、高校時代に完成したといわれています。

そんな北窓絢音さんは中学高校時代にも凄いエピソードを持っているようなので、

こちらも調べてみようと思います。

以上調べる内容を次にまとめました。

さあみなさんでいっしょに確認しましょう。

北窓絢音さんのプロフィール

北窓絢音さんの最高到達点セールスポイント

中学高校時代の凄いエピソード

北窓絢音さんのプロフィール

プロフィール

生年月日 2004年7月6日(21歳)

出身地  島根県松江市

身長   182cm

体重   62kg

血液型  A型

高校   誠英高等学校

松江市というと、山陰地方では結構大きな都市で、松江城のあるところですよね。

それからシジミ汁とかシジミラーメンとかで有名な穴道湖も確か松江市ですよ。

高校は山口県の強豪校ですから、寮生活というわけですね。

隣の県ですから、生活習慣とか食文化とかはそんなに変わらず馴染めたのでしょう。

食べ物合わないのって一番こたえますもんね。

実績

姉の影響で小学1年生からバレーボールを始める。

中学時代は島根県選抜として活躍した。

2020年、誠英高等学校に進学。

2022年、U20日本代表に選出され、第21回アジアU20選手権に出場し優勝を果たした。

その後、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)でベスト8に入り、優秀選手賞を受賞。

高校最後の大会となった第75回全日本高等学校選手権大会(春高バレー)では、準優勝に貢献した。

2023年、高校卒業後に、久光スプリングスに入団した。U21日本代表に召集され、

8月にメキシコで開催された第22回世界U21選手権 に出場した(チームは4位)。

2025年日本代表登録メンバーに初選出された

素晴らしい戦績ですね。

それから高校の時から、すでに国際大会に出場しているんですね。

だから今回のネーションズーリーグのような大舞台でも結果を残し、外国人選手の強烈なスパイク

にも対応できるのでしょう。



北窓絢音さんの最高到達点とセールスポイント

北窓絢音さんの最高到達点の水準

北窓絢音のスパイク最高到達点は297cmです。

これを最終登録メンバー16人と比較してみたいと思います。


表.1 2025女子代表・スパイク最高到達点ランキング

ランキング選手名(ポジション)所属身長cmスパイク最高到達点
1位秋元美空(OH)ヴィクトリーナ姫路185 316
2位宮部藍梨(MB)ヴィクトリーナ姫路182 313
3位山田二千華(MB)NECレッドロケッツ184 310
4位佐藤叔乃(OH)NECレッドロケッツ178 305
5位荒木彩花(MB)久光スプリングス184 300
5位石川真祐(MB)ノヴァーラ(イタリア)174 300
7位和田由紀子(OH)JTマーベェラス176 298
8位北窓絢音(OH/MB)久光スプリングス183 297
9位島村春世(MB)NECレッドロケッツ182 296
10位深沢めぐみ(OH)東レアローズ176 295
11位関奈々己(S)久光スプリングス165 280
12位岩澤実育(L)JTマーベェラス159 275
13位水杉琴菜(L)デンソーエアリービーズ164 270
14位林琴菜(L)JTマーベェラス173不明(推定275)

こうしてみると北窓絢音さんのスパイクの最高到達点は、メンバーの中位になります。

つまり高打点と強打で得点を量産する、パワーアウトサイドヒッターではないということです。

それでは北窓絢音さんのメンバーの中で優位性のある特徴というか、セールスポイントは何なのか

次に説明したいと思います。

北窓絢音さんのセールスポイント

 【技術・戦術面】

まずはなんといってもユーティリティ性でしょう。

アウトサイドヒッター、ミドルブロッカー、リベロどこでもこなせます。

またネーションズリーグ予選ラウンドでみせたレシーブ力、そしてあの無回転サーブも魅力です。

そしたスパイクも実は魅力の一つなんです。

高い打点のスパイクでなく、軟打ちや逆打ちなど、多彩な攻撃ができます。

さらには試合展開によって、対応をかえることもできのです。

つまり、すき間を埋める万能選手といっても過言ではないと思いますよ。


 【メンタル、思考の強み】

緊迫した場面でも落ち着いてプレーできる冷静さ、また研究熱心なとこ、さらに自分に今求められて

いる役割についての理解力、そしてさらにコミュニケーション力も高いのです。

これらのセールスポイントについて次にまとめてみました。

表.2北窓絢音さんのセールスポイント一覧(技術、戦術面)

観点内容
ユーティリティ性アウトサイドヒッター、ミドルブロッカー、リベロまでこなす柔軟性。
守備力大型選手ながサーブレシーブが安定。

守れるアタッカーとして貴重。
サーブ力韓国戦で見せた無回転サーブの威力。
スパイク技術高打点でなく、軟打ち、逆打ち、バックアタックなど攻撃が多彩。
対応力試合展開によって役割を変えられる。途中出場でも

表.3 北窓絢音さんのセールスポイント一覧(メンタル、思考の強み)

観点 内容
冷静さと負けん気緊迫した場面でも落ち着いてプレー。

精神的安定感が高い。
研究熱心サーブ改良のため動画研究を重ね、独自のフォームを確立
役割理解力「何を求められているかがはっきりした」と語るほど、戦略的思考
が強い。
声掛け・雰囲気作りチーム内でのコミュニケーション力も強く、流れをつくれる存在

つまりチームが苦しいときこそ、北窓絢音さんは、安定した多彩な技術力、そして精神力と思考力を

屈指して試合の流れを変え、チームの救世主となることのできる、新しいタイプの次世代リーダー

だと思うんです。

今、北窓絢音さんというアスリートの能力に改めて関心しています。

そして例えば野球選手でいうと誰が当てははまるのか、追求したくなりました。

ユーティリティという意味では、福岡ソフトバンクの牧原大成選手でしょうか。

ピッチャー以外ではどこでも守れるし、その能力はWBCでも証明済みですよね。

でも牧原選手の場合、思考力で試合をリードしたり、コミュニケーション力を使い士気を高める

というタイプとは少し違う気がします。

ここでさらに北窓絢音さんのプレイスタイルを一言でいうと、流れをかえることのできる思考型

プレーヤーといえる
でしょう。

となると、昨年まで福岡ソフトバンクでプレーし、今年読売巨人軍に移籍した、甲斐卓也捕手でしょう。

北窓絢音さんがサーブやレシーブで試合の流れを変えるとすると、甲斐捕手はデータに裏付けられた

配球で試合を操ります。

そして要所で甲斐キャノンで試合の流れを死守します。

また北窓絢音さんがユーティリティプレイヤーであるのに対し、甲斐捕手は球界屈指の守備力を誇ります。

さらに精神的な支えという意味では、北窓絢音さんが緊迫した場面でも冷静に対応できるのに対し、

甲斐捕手は若い投手陣の精神的に柱になっています。

そして日本一の投手陣の構築を支えた一人といっても過言ではありません。

もう私のなかでは、北窓絢音さんは、バレー界の甲斐捕手と呼ぶことにします。

甲斐選手と北窓選手ではシルエットが全く違いますが(笑)。

いつの間にか脱線してすいませんが、

北窓絢音さんはすき間を埋めることのできる万能選手で、思考型のアストリーということで、

まとめさせてください。

中学高校時代の凄いエピソード

中学時代

松江第三中学校に在籍し、島根県選抜に選出されました。

中学3年時点で身長180cm超えという身体的優位性を獲得しています。

全国中学生選抜としてオランダ遠征に参加し、リベロとして出場しています。

中学3年で180cmは凄い。

2人一組で柔軟とかになると相手の人浮き上がっちゃったりして大変ですよね。

とにかく羨ましい。

私は高校3年で170cmの届くことができず、自称170cmなのに(笑)。

そしてオランダでのリベロ経験が、後の守備力や対応力の土台になっているみたいですよ。

でも中学時代これだけの身長だったら、オランダ遠征時は、アウトサイドヒッターとして

使われると思うのですが。

それでも当時の指導者がリベロとして使用したことは、将来をを見込んでかもしれませんが、

ここまでに備わっているレシーブ力とか、身長を生かし広い守備範囲に即戦力としての

期待があったからに違いないと思います。

また当時北窓絢音さんは、「守れる大型選手」として、注目を集めていたようです。

「守れる大型選手」となると、当時の北窓絢音さんは、野球でいうと、

北海道日本ハムファイターズの万波中正選手的なイメージだったんでしょうね。

すいません。

また脱線してしまいました。

高校時代

☆山口県の誠英高校に越境入学し、田渕正美監督の指導を受けました。

☆「泥んこバレー」と呼ばれる粘り強さと守備構造の徹底練習により、対応力が飛躍的に

向上しました。

☆ポジションはアウトサイドヒッター・ミドルブロッカー・ライト・リベロ的役割まで

こなし、ユーティリティ性が開花しました。

☆春高バレーではミドルブロッカーとして準優勝に貢献し、優秀選手賞を受賞 しました。

そしてサーブレシーブの安定性や、無回転サーブの改良など、技術と思考の融合型プレイヤーとして完成しました。

なるほど高校時代にプレースタイルは完成したのですね。

つまり高校時代から、高さのある世界の強豪選手に対抗するための、技術と戦術を

学んできているということになりますよね。

改めて北窓絢音さんは、世界戦になくてはならない存在であるのがわかりました。

北窓絢音さんについてのまとめ

北窓絢音さんは、2025年代表チームに初選出された新人ですが、今回のネーションズリーグ予選

ラウンドにおいて、その活躍はめざましいです。

北窓絢音のスパイク最高到達点は297cmです。

これは日本代表メンバーの中位になります。

つまり高打点と強打で得点を量産するような、パワーアウトサイドヒッターではないということです。

北窓絢音さんのセールスポイントは、技術、戦術面でいうと、

どのポジションでもこなせるユーティリティー性守備力、無回転サーブなどのサーブ力

そした多彩な打ち方のできるスパイク技術力、試合によって役割を変えることのできる対応力です。

このように、技術、戦術面では、すき間を埋めることのできる万能型の選手といえます。

さらに、メンタル、思考の強みという面では、

緊迫した場面でも落ち着いてプレーできる冷静さと負けん気

研究熱心なこと役割理解力、さらにはチーム内のコミュニケーションを強固にするための、

声掛け、雰囲気作りができる点です。

北窓絢音さんの中学時代の凄いエピソードとして、

中学3年時点で身長180cm超えという身体的優位性を獲得しています。

全国中学生選抜としてオランダ遠征に参加し、リベロとして出場しています。

高校時代の凄いエピソードとして、

ポジションはアウトサイドヒッター・ミドルブロッカー・ライト・リベロ的役割まで

こなし、ユーティリティ性が開花しました。

春高バレーではミドルブロッカーとして準優勝に貢献し、優秀選手賞を受賞 しました。

以上北窓絢音さんについて、調べました。

近い将来女子代表キャプテンとして、コートに立つ北窓絢音さんの姿が目に浮かびます。

最期までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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